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みんなのエコイク会長ブログ

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ジュニアエコイクマイスター検定について(アースデイカナダ訪問記1)

[日常] 投稿日時:2013/12/22(日) 11:19

ジュニアエコイクマイスター検定の概要が決まったところで、
海外の団体の選定を始めました。

数か月かかりましたが、カナダにあり、幼児から青少年まで
さまざまなプログラムによって、環境のリーダーを育てていくという
「アースデイカナダ」という団体が良いのではという候補が上がってきました。

早速プログラムを詳しく見せてもらうと、インターネットを使ったり
イベントをしたり・・・と、私たちみんなのエコイクがやりたいと思っている
ことが、わかりやすい形になっている!

幼児には「ecokids」
青少年には「ecomentor」

この2つのプログラムが、特にすばらしいと思い、
アースデイカナダにコンタクトを取り始めました。

ここからが、やはり海外との交渉の難しさ。

時間差や考え方の違い、英語がうまく伝わらない、交渉をしてくれる人を
立てなければいけない・・・などなど、いくつもの問題をクリアし、
7月事業の予定が延びに延びて、気がつけば師走。

でも、ようやくアースデイカナダを訪問することができました!



12月だけに、カナダの街はクリスマス一色!



市役所の前も、大きなツリーで彩られています。
そこを越えて、30分ほど歩いたところに・・・



アースデイカナダのオフィスがあります。

この日は、みんなのエコイクでやったイベントの写真や資料を持参して自己紹介をし、
アースデイカナダのオフィスをを見せていただいたり、同じ環境教育をする仲間として、
お互いに困っていることや今後の目標などを打ち解けてお話ししました。



研修生のアイリーンさんと、プログラム・マネージャーのジョン・エリックさん。

その後、2日後に行なわれるecomentorプログラムに参加させていただく
許可をいただきました。

どんな1日になるのか、とても楽しみです。(続く)

ジュニアエコイクマイスター検定について(概要)

[日常] 投稿日時:2013/12/21(土) 16:30

2012年度NPO法人モバイル・コミュニケーション・ファンドの助成を受けて、
「ジュニアエコイクマイスター検定」というものを作っていきたいと1年間活動してきました。

事業の概要は…


現在、大人向けの「エコ検定」は、企業の中にも定着してきましたが、
こども向けのものは、まだまだ広まっていません。
また、こどもを取り巻くインターネット事情はどんどん進んでいるのに、
親はそれについていけません。

地球の環境と共に、こどもを取り巻く環境をも変えられるものはないだろうか、
というのが現在の課題です。

そこでその課題に取り組むために、まず海外ではどのような仕組みで
こどもを環境教育に導いているかのリサーチをしたいと思いました。

次に、それを日本に会う形で導入して、幅広くこどもたちに
活用してもらうと同時に、実践的なエコ講座を開催することにいたしました。

その実践講座では、楽しい環境教育を目指し、こどもたちに携帯・スマートフォンの
GPS機能なども生かした「我が町エコ探検隊」を行い、
エコロジーに興味を持ってもらうきっかけ作りをする事業を展開したいと思い、
それを1年間の活動の要として、本年(2013年)2月より取組んでまいりました。

これから、数回にわたり、私たちがどのような取り組みをしたのかをお伝えしたいと思います。


まず、以上のような概要で事業を始めた私たちがぶつかったのは、
「海外のどのような環境教育を取り入れるか」という問題でした。

世界中では、さまざまな環境教育が行われています。

環境先進国といえば、ドイツ、スウェーデンのイメージが強くありますが、
実はカナダも、国土の多くが自然保護地域であったり、ESDが学校の先生たちへの
プログラムとして取り入れられていたりと、早いうちから取り組みが始まっています。

さらに、英語のプログラムであるという親しみやすさもあって、
カナダで環境教育を行っている団体にコンタクトを取ることにいたしました。


はじめましてのご挨拶(うちエコ!ごはんへの道3)

[日常] 投稿日時:2013/08/17(土) 14:31


理事長 安井レイコです。
前回の記事に引き続き、自分自身のエコイクまでの過程を書いています。
前回の記事は、こちら←クリック

 
…ところが、昨今「家庭から食」をスローガンに掲げていても、家で食事を作る人自体が少なくなっているのです。
先日の外食産業総合調査研究センターで行われた調査では、中食を含む食の外部化率は、なんと42.6%にもなったそうです。
3食のうち1食以上が、外食・中食ということなのです。

そこで、これは家庭からエコと言っているだけでは、良くならない。
例えば、外食…外食だけではなく、外出した時にエコロジーを考えられるものは、何かないだろうかと考え始めました。

その草案を具体的に検討し始めたのが、一昨年(2011年)の1月。
いろいろな人に案を見てもらったり、ビジネスコンテストに出してみたり…。
ブラッシュアップを重ね、ついに2011年12月、eco japan cupにおいて、内閣府社会起業インキュベーション事業に選定されました。



 
…ということで、丸1年かかりましたが、ビジネスプランを練り上げ、東京都にNPO法人の申請をし、無事、2012年6月21日に認可、登記の運びとなりました。

それまで、たくさんの方に支援していただき、アドバイスをいただきましたことに、この場を借りて御礼申し上げます。


 

はじめましてのご挨拶2(うちエコ!ごはんへの道)

[日常] 投稿日時:2012/07/16(月) 16:13

理事長 安井レイコです。
 
前回の記事に引き続き、自分自身のエコイクまでの過程を書いています。
 
2006年当時、環境省の大臣は、若林正俊氏でした。
 
その大臣室に招かれ、衣の分野のフリーキャスター中嶋 美年子さん、住の分野のイラストレーター上大岡 トメさんと一緒に、100人くらいの報道陣に囲まれて記者発表を行いました。
 
 
活動としては、yohoo知恵袋でのエコな食について質問をしてみたり、チームマイナス6%にコラムを発表するなどというものでした。
 
1年数度ではありましたが、自分が国をあげての取り組みに役だっていることが嬉しく、充実感もありました。
また、次の斉藤元環境大臣の時には、それらの取り組みに対して感謝状もいただきました。

 
 
けれど私としては、もっと自分からできる何かはないだろうかという思いが常にあり、当時のチーム・マイナス6%の担当の方とご相談をして、消費者から発信をするエコの団体、「うちエコ!ごはん」を2009年に立ち上げました。
 
「うちエコ!ごはん」は、「家庭からのエコロジー」をイベントやソーシャルメディアなどを使って一般家庭にアピールする任意団体です。
うちエコ!ごはん→ http://www.u-ecogohan.com
 
Ustreamというインターネットを使った生放送で、毎週エコなお料理や生活の工夫をお伝えしたり、こどもたちと工場見学に行って、企業のエコを調べたり、家庭からのエコが簡単にできる小冊子などを発行しています。
 
地道な活動が、少しずつですが広まってきて、先月3周年を迎えました。


(3周年記念イベント 出演者・スタッフと一緒に)
 
私自身も、エコロジーを切り口にした講演や執筆の依頼なども増え、「家庭からのエコ」に少しは貢献できているのかなと思ったのですが…
 
 
(うちエコ!からエコイクへ)
 

はじめましてのご挨拶1(料理研究とエコロジーと私の関係…)

投稿日時:2012/07/07(土) 23:59

 
はじめまして。
特定非営利活動法人みんなのエコイク推進協会 理事長の安井レイコです。
 
理事長なんていうと、グレイヘアーのおじさまか、赤いとがった縁のメガネをかけたおばさまというイメージがあるけど(いつのイメージなんだか!)、そんなエライこっちゃなくて、ただ、特定非営利活動法人(NPO)には、活動をする「理事」というのが必要で、その理事の代表だから「理事長」っていうだけのことなのです。

 
で、自己紹介をすると、私は普段は「料理研究家&エッセイスト」をやっております。
 
なぜ料理研究家になろうと思ったのか…
 
まで遡ると、なんと21年分もお話ししなくてはならないので、そのあたりは飛ばして、なぜその料理研究家が「エコイク」になったか…というのをお話ししなくてはいけないでしょう。
 
・・・といっても、21年が20年に縮まっただけのことなのですが(笑)
 
 
私が「地球」ということを言い始めたのが20年前で、それは読売新聞社の「地球にやさしい作文コンテスト」で優秀賞をいただいてからです。
 
当時、私はアトピー性皮膚炎に悩むこどものために、油脂をできるだけ使わない料理を作っていたのですが、それを食べることで、家族中の体調が良くなっていたのです。そこで、
 
「油脂を使わない生活にすると、体調が良くなるだけでなく、洗剤も使わないので水が汚れない。体の口から食道、胃腸につながる管は、そこから下水、川、海までつながる管なので、その管を油脂で汚さないようにしよう」
 
というような内容のことを書きました。
 
それから、油脂の少ない料理を研究して料理研究家になり、地球にやさしい生活について、雑誌などにエッセイを書く機会をいただくようになりました。
 
そして2006年、環境省が「クールビズ」という企業に向けた省エネのアクションから家庭に向けた「うちエコ!」というアクションを発表しよう、ということになり、私に「食のうちエコ!」を発表してほしいと依頼があったのです。
 
 
                    (次回、 「うちエコ!ごはん」への道 に続く)
 
 
 
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