エコロジー・地球環境については、長らく様々な手法で個人・企業・団体問わず推進してきましたが、過日の東日本大震災を受け、より一層、興味関心が高まってきています。
しかしながら、エコロジーには「正解」と言えるものがないため、それぞれが行っているエコには連携性がなく、また、それを自分たちの生活や仕事に生かしきっているかと聞かれると、自信を持ってイエスと言えないのが現状なのです。
私たちも個々人や任意団体を通して、「地球環境（自然）を大切に」と訴えてきましたが、その自然が何かがピンと来ない人たちも多く、環境問題についても「考えはするけれど、実践するのは難しい」と、何もしないのを見るにつけ、これは、
◎もっと楽しみながら、自然にエコができてしまうという手段はないだろうか
◎エコロジーを扱う店・企業・団体・個人を繋ぐネットワークが必要なのではないか
◎大人だけではなく、子どもにも体系だったエコ教育が必要なのではないか
と考えるようになりました。
 
また、エコが節約やリサイクルの域を出ずに我慢をしいるような忍耐的な話題が多く目立つのも事実です。個人・企業・団体がそれぞれ持っている、エコロジーや地球環境保護のアイディアや実行をさらに推し進め、楽しくエコをすること、自然を守ることは良い事であるという認識を高めていき持続可能な社会を作ることが重要であると考えます。
 
　そこで、「みんなのエコイク推進協会」では、広く一般市民に対し、地球温暖化を防ぎ、より良い地球環境を保全するために、体系だったエコ教育プログラムを創造し、それに参加してもらうことで、楽しく学ぶことができる仕組み作りを構築したいと思っています。また、市民だけでなく、地球環境に配慮した製品を作ったりサービスをしたりする個人、団体、企業、行政との懸け橋になれるように、ネットワークを広げ、地球を含めた「命」を大切にする世の中づくりに寄与する所存です。
　
　多くの人の理解を得て、市民参加型の公益活動に繋げるために、特定非営利活動法人として「みんなのエコイク推進協会」を設立し、世界に発信できる日本発のエコを広めます。

平成２４年６月１４日